December 9
峡谷とは
峡谷(きょうこく)とは、渓谷(けいこく)の幅と比較してさらに深い谷のことである。谷の断面は、V字形をなす両岸が険しい崖になっていて谷底平野を持たない。
日本においては、黒部川の黒部峡谷、天竜川の天竜峡、熊野川の瀞八丁などが有名である。峡谷は、川の名前や地名を取って「○○峡」と呼ばれて景勝地とされていることが多い。
大規模なものはキャニオンと呼ばれる。アメリカ合衆国のグランド・キャニオン(大峡谷)などが有名である。
とりわけ日本においては、河川が急流のため河谷の浸食が激しいことから、岩がいろんな造形を象っていることが多く、それらが密集する峡谷を○○峡などと呼んで、風光明媚な景勝地として地元に根付くことが多い。近年は、ハイキングなどのコースとして遊歩道が整備されている。また、手付かずの自然が残る場所はエコツーリズムや本格的なトレッキングのメッカとして人気を集めている。一方で、こういった峡谷の地形はダムを建設しやすい。そのために何度もダム建設の対象となっていて過去に幾つもの景勝地が姿を消している。現在も住民が反対運動を行っている場所が多く、ダム実行派と反対派による争いが起こっている(吾妻峡など)。
登山用語では、切り立った岩壁にはさまれた峡谷はゴルジュと呼ばれる。フランス語で「のど」という意味(仏: gorge)。(のどのように狭くなっているところから)